「みんなが知っている有名な会社で仕事がしたい」
「今よりも給与水準をあげたい」
「福利厚生を充実させたい」
こんなことをビジネスパーソンなら一度は思ったことがあるかもしれません。
しかし、「チャンスがあるなら挑戦したいけど、日々の仕事が忙しく転職活動なんてまともにできない。」「今までの経歴では大手企業になんか採用されることは難しい」と心のどこかで諦めてしまっている人も多いかもしれません。
私は、新卒で中小企業に入社しましたが、給与も低く、家賃手当もなく、この先ずっと働いていくのかと思うと、どこかで転職したいと思う気持ちが芽生えていました。
そんな中、少しずつアクションを起こしていくとチャンスは巡ってくるもので、
新卒から3年目を過ぎた頃、中小企業から世界的に有名な大手メーカー企業から内定を頂くことができました。
本記事では、無名な中小企業から、どのようなアクションを起こし、大手企業への転職をどのように成功させたか実体験をもとに紹介させていただきます。
中小企業・大企業・大手企業の定義とは?
主に社員数や資本金、売上高などで定義されます。
中小企業
日本では、「中小企業基本法」に基づいて、業種によって異なりますが、例えば製造業では「資本金3億円以下、または従業員300人以下」、サービス業では「資本金5,000万円以下、または従業員100人以下」とされています。
大企業
中小企業の定義を超える規模の企業を指します。具体的には、資本金が3億円以上であったり、従業員数が300人を超える企業です。一般的には、全国や世界に展開するような企業で、大きな市場シェアを持ち、経済に大きな影響を与えることが多いです。
大手企業
「大手企業」という言葉は、厳密な法的定義があるわけではありませんが、一般的には特定の業界で大きなシェアを持つ、もしくは広く認知されている企業を指します。大企業と似た意味合いで使われますが、特定の業界におけるリーダー企業や有名企業を指す場合が多いです。
簡単に言うと、中小企業は規模が小さく、地域や特定の市場で活動していることが多いのに対し、大企業や大手企業は規模が大きく、広範囲に影響を与える企業と考えることができます
転職理由
結論から言うと、組織の給与制度が役職に応じた報酬に見合う体制になっていないことが、長期的に就業することが難しいと考えていたからです。具体的には、昇進し業務量が増加した場合にも、活躍が十分評価されず役職のない社員と給与があまり変わりない状態にありました。
また、給料は高くない上昇給の幅が少なく、さらに家賃補助がないため一人暮らしをしようとしてもかなり負担が大きいという状況でした。
転職活動に至るまでの流れ
私がどのように転職を開始して、内定まで至ったのか時系列でサクッと紹介します。
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給与の低さや家賃手当などがない福利厚生の弱さに、この先働いていけるか考えるように・・・
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試しに転職エージェントに登録(マイナビエージェント、リクルートエージェントなど)
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2023年3月 転職活動本格的に開始
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2023年5月 大手メーカー企業から内定(複数社から内定)
新卒で中小企業へ入社したものの年次を重ねても昇給の幅が少なく、
また家賃補助やカフェテリアプランなどの福利厚生はなく、
この先、貯金や結婚、子育てなどしていけるのか不安に感じていました。
社会人3年目が終わろうとしていたそんな時、
「よく見ず転職することは失敗することもあるが、転職活動自体はメリットしかない」という言葉を耳にしました。
確かに転職活動自体は、仕事を辞めずにでもできます。もし転職活動をしていて今の会社よりも良い条件で内定を貰えればそこへいくこともできますし、そうでなければ今の会社を続けながら、他の条件が良い企業が探せば良いだけです。
そう思った私は早速転職エージェントに登録しました。登録後、エージェント側から現在の状況を伺いたいと連絡が来たので、面談の日程登録も行いました。最初のエージェントと面談を行なった際は、転職の希望時期は今年末とお伝えしていました。すると10月ぐらいから本格的に始めた方が良いとアドバイスをもらい、その予定で考えていました。
しかし、2社目のエージェントに相談した際は
「とりあえず走り出してから考えてみましょう」「年齢的には第二新卒やポテンシャル採用が狙えます」「4月だと、まだ新卒のレベル感などわかっていないが、月日が段々と経つにつれてレベル感がわかってくるので採用のハードルが上がります」とかなり今の時期のメリットを深く話していただき、心が強く動かされたため本格的に転職活動を始めることにしました。そのためエージェントに相談することは、転職市場そのものを把握する上でかなりメリットだと感じました。
転職エージェントって何してくれるの?
そもそも転職エージェントを使うとどういうことやってくれるの?と疑問を持っている方もおられると思います。一般的な転職エージェントが対応してくれる内容については、こちらで紹介してますので是非ご覧ください。
>>転職エージェントって何してくれるの?
いざ、転職活動開始!
私が転職活動を通して行なったことは、以下です。
- 自己分析
- 履歴書・職務経歴書作成
- 面接準備
「自己分析」これが就活の軸にもなりますし、重要になってくるのでは無いでしょうか。
約1日かけて大学以来、久しぶりの自己分析を行いました。
例として、私の考えていた自己分析としては以下です。
- 人と話すことが好き(開発よりもフロントに立って、お客さんと相談しながら業務を進めていきたい)
- Salesforceでの設計・開発の経験を活かしたい
- 仕事場所を制限されないリモートワークできる環境
転職の理由も含めて、上記を実現できる企業を中心に応募していました。
履歴書や職務経歴書は便利なもので、エージェントのアプリで必要事項を入力すると、作成することができました。
そのため一から作成する手間を省くことができました。
そして面接の準備としては質問されることが多い内容を中心に事前に回答を考えました。
実際私が複数社受ける中で質問されたことは以下です。
- 自己紹介
- 転職理由
- 志望動機
- 今までで一番苦労したこと
- 受ける企業のイメージ
- 選考状況
- 逆質問
以上のことを参考にして頂けますと幸いです。
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